お知らせ

eClassical.com

作成日 2012年9月06日(木曜)12:31
暑い夏を如何お過ごしでいらっしゃいますか。
かねてからアルテ・デラルコの商品をもっと広めたいと願っておりましたが、この度、私共の録音の一部分が、eClassical.com で1トラック毎にお求めいただけるように準備が整いました。
http://www.eclassical.com/arte-dell-arco/ をご覧になればお判りいただけると思いますが、それぞれのトラックをMp.3 からFLAC16-bit, さらにFLAC24-bitという高音質まで、お好きな音質でお選びいただけます。現在はStanley Hoogland氏と若松夏美・成田寛・鈴木秀美で録音したモーツァルトのピアノ・クァルテットとトリオのみ、しかし近々他の製品も少しずつここに並んでいく予定です。
なお日本国内では、もしCDの入手が難しいときにはこのサイトのinfoアドレスにご一報いただければすぐに手配をさせていただきます。
今後ともアルテ・デラルコのプロデュースする録音とコンサートの企画をよろしくお願い申し上げます。

鈴木秀美山形交響楽団首席客演指揮者に就任

作成日 2012年10月01日(月曜)07:38
鈴木秀美が来年4月に山形交響楽団の首席客演指揮者に就任することが決定いたしました。鈴木は2010年、2011年に同交響楽団の定期演奏会の指揮者兼ソリストとして招かれ、聴衆、楽団員の高い支持を得ました。首席客演指揮者への就任はその成果を踏まえ、特に古典派音楽の演奏での同団の充実を図ることを期待して要請されたものです。

プレスリリース
本日、山響常任理事会が開催され、2013年度の概要が決定いたしましたのでお知らせいたします。

まず、2013年3月で現在の契約が終了する飯森範親音楽監督の2016年3月までの任期延長が決定いたしました。また、空席になっていた首席客演指揮者に鈴木秀美氏とミハウ・ドヴォジンスキ氏が就任いたします。併せて指揮者の大井剛史氏が正指揮者に就任いたします。指揮者として活躍された工藤俊幸氏は2013年3月末に退任いたします。

 来年度の主催公演は以下の通りです。詳細な情報は山響のホームページ上で近日中に公開いたします。

第228回 2013年4月12日(金)13日(土)14日(日・鶴岡公演)
指揮:鈴木秀美
C.P.Eバッハ シンフォニアW182-3 ハ長調
ハイドン 交響曲 第82番 ハ長調  
ベートーヴェン 交響曲第1番 
(全曲 一部オリジナル楽器使用)

第229回 2013年5月10日(金・酒田公演)11日(土)12日(日)
指揮:飯森範親 ピアノ:江崎昌子
シューベルト 序曲「ロザムンデ」(一部オリジナル楽器使用)
ショパン ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調
ブラームス 交響曲第1番

第230回 2013年7月20日(土)21日(日)
指揮:藤岡幸夫 ソリスト:未定 合唱:山響アマデウスコア
メンデルスゾーン
序曲「フィンガルの洞窟」序曲「美しいメルジーネの物語」
交響曲第2番「賛歌」

第231回 2013年8月10日(土)11日(日)
指揮:飯森範親 ハープ:内田奈織
サリエリ 歌劇「ファルスタッフ」序曲
ディッタースドル
フ ハープ協奏曲 イ短調
ブルックナー 交響曲第1番

第232回 2013年11月16日(土)17日(日)
指揮:マックス・ポンマー フルート:足達祥治
バッハ 管弦楽組曲 第2番 ロ短調
ストラヴィンスキー ニ調のコンチェルト
ベートーヴェン 交響曲第5番 ハ短調

第233回 2013年12月6日(金・酒田公演)7日(土)8日(日)
指揮:ミハウ・ドヴォジンスキ チェロ:遠藤真理
マルティヌー チェロ協奏曲 第1番 
ショスタコーヴィッチ 交響曲第9番 他

第224回 2014年1月17日(金)18日(土)19日(日・米沢公演)
指揮:飯森範親 ニューイヤーコンサート オペラ序曲・間奏曲集
ヨハン・シュトラウス2世 「こうもり」序曲
ジョルダーノ 歌劇「フェードラ」第2幕間奏曲
ウェーバー 「オベロン」序曲
フェラーリ 「マドンナの宝石」第1幕間奏曲
スッペ 「詩人と農夫」序曲
フンパーディンク 「ヘンゼルとグレーテル」序曲
ビゼー 「カルメン」第3幕間奏曲
マスカーニ 「友人フリッツ」間奏曲
オッフェンバック 「天国と地獄」序曲

第225回 2014年3月8日(土)9日(日)
指揮:飯森範親 ヴァイオリン:松本 蘭
ラヴェル 組曲「マ・メール・ロワ」
サン=サーンス ヴァイオリン協奏曲 第3番
ブリテン 「ピーター・グライムス」より 4つの海の間奏曲 他

上記の公演とは別に、2013年12月15日(日)に鶴岡公演を予定しています。

モーツァルト定期 第7年 指揮:飯森範親
第19回 2013年6月1日(土)
ヴァイオリン:松田理奈

交響曲第16番 ハ長調
ヴァイオリン協奏曲 第1番 変ロ長調
交響曲第23番 ニ長調
交響曲第28番 ハ長調

第20回 2013年10月5日(土)
交響曲第32番 ト長調
歌劇「フィガロの結婚」(演奏会形式:抜粋)
スザンナ:中川恵美里 フィガロ:森 雅史 ケルビーノ:村松稔之
伯爵:萩原 潤 伯爵夫人:安藤扶美子
合唱:山響アマデウスコア

第21回 2014年2月15日(土)
ピアノ:仲田みずほ

交響曲第24番 変ロ長調
ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調「ジュノム」
交響曲第22番 ハ長調
交響曲第30番 ニ長調

特別演奏会
さくらんぼコンサート2013
2013年6月27日(木)東京オペラシティコンサートホール
クラリネット:橋本杏奈

モーツァルト 交響曲第16番 ハ長調
クラリネット協奏曲 イ長調
交響曲第23番 ニ長調
交響曲第35番 ニ長調「ハフナー」

28日(金)大阪 ザ・シンフォニーホール
ヴァイオリン:松田理奈

モーツァルト 交響曲第16番 ハ長調
ヴァイオリン協奏曲 第1番 変ロ長調
交響曲第23番 ニ長調
交響曲第35番 ニ長調「ハフナー」

オーケストラの日2013
2013年3月30日 山形県民会館(予定)


山形交響楽団ホームページ http://www.yamakyo.or.jp

オーケストラ・リベラ・クラシカ第30回公演に寄せて

作成日 2012年10月15日(月曜)18:18
タンゲンテンフリューゲルでカール・フィリップ・エマヌエル・バッハの協奏曲を日本初演
独奏者・上尾直毅が語る

「オーケストラ・リベラ・クラシカ第30回定期演奏会」は上野学園 石橋メモリアルホールでいよいよ今週末10月20日15時開演です。
 今回の公演は、19世紀初頭のヴィーンで製作された世界でも数少ないオリジナルのタンゲンテンフリューゲル(フランツ・ミュンツェンベルガー作:学校法人上野学園所蔵)を用いてカール・フィリップ・エマヌエル・バッハのクラヴィーア(鍵盤)協奏曲ホ短調Wq.15が日本初演されるのが大きな特色です。他の曲の通奏低音もまたこの楽器で演奏します。
 この公演に寄せて今回の独奏者、上尾直毅は次のように語っています。

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OLC事務局. C. P .E. バッハのクラヴィーア協奏曲の作曲年は?

上尾.
 1745年(31歳)。ベルリンの宮廷楽団員の時代。
(1740年のフリードリヒ2世の国王即位と同時にベルリンの宮廷楽団員となる)

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OLC事務局. 現代譜の出版年と出版社は?

上尾.
 下記の出版楽譜(2011年)が出るまでは、バッハ本人の自筆総譜と本人に近い人間による筆写譜のみで伝わっていました。
 現代譜はC. P .E. バッハ全集9-V。出版社はThe Packard Humanities Instituteです。

Carl Philipp Emanuel Bach The Complete Works 9 -V
2011 by The Packard Humanities Institute
http://www.cpebach.org/

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OLC事務局. この作品の特色としてはどのようなことが挙げられるでしょうか。
  
上尾.
 この作品はC.P.E.バッハの50曲以上ある鍵盤協奏曲の中でも鍵盤ソロのパートがとても技巧的に書かれている作品の1つです。特に早い楽章(1、3楽章)においては細かいパッセージが散りばめられており華やかに響きます。それに対し、第2楽章アダージョではC.P.E.バッハ特有の「語りながら歌う」ような甘美な旋律が魅力的です。

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OLC事務局.この作品をタンゲンテンフリューゲルで演奏する意義はどのようなところにあるでしょうか。
聴きどころはどんなところでしょうか。

上尾.
 18世紀の中頃には、C. P. E. バッハの特にお気に入りの鍵盤楽器であったクラヴィコードのように強弱の差を付けることが出来、尚且つクラヴィコードのような小さな音量ではなくチェンバロほどの音量を持つ鍵盤楽器が、登場し始めていました。タンゲンテンフリューゲルもそのひとつで、18世紀に発明されたばかりの鍵盤楽器でした。
 強弱のニュアンスにより緩除楽章での「語りながら歌う」ような部分では特に効果を発揮するでしょうし、小さな音がどれほどの重要性を持って心に響くのかを体感して頂けると思います。
 速い楽章では、チェンバロには無い装置である、現代ピアノの右ペダルのようなダンパーのオンとオフ機能を使って、華やかさに色を添えることが出来るところも面白いと思います。

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OLC事務局.今公演に向けての上尾さんの抱負を一言いただけますでしょうか

上尾.
 特に今回演奏するC. P .E. バッハの鍵盤協奏曲では、鍵盤ソロ対オーケストラという単純な構図では無く、オーケストラの各パートと鍵盤ソロのそれぞれ全員が、互いに相づちをうったり質問を投げかけるような音楽上の対話がいくつも見られます。このような作品の演奏をアンサンブルに長けた奏者が多いOLCと演奏させて頂くことはとても楽しみで興奮します。と同時に、この演奏会はオールC. P .E. バッハプログラムという、他では見られない特別な公演なので、これを機会にC. P .E. バッハのファンが多く増えたら良いなと思っています。
 再来年2014年は生誕300年ですし!

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 今回のような企画は世界的にみても稀有なものと言えます。そのため、本年度の文化庁芸術祭への参加も決まりました。演奏史上歴史的ともいえるこの公演に多くのお客様がご来場下さいますようお待ちしております。

ナクソス・ミュージック・ライブラリー参加

作成日 2015年2月11日(水曜)22:58
 ナクソス・ミュージック・ライブラリー( ml.naxos.jp )にOLC、鈴木秀美、ラ・フォンテヴェルデの録音を制作しているアルテ・デラルコ・レーベルが参加し、幾つかの録音がお聴きいただけるようになりました。  http://ml.naxos.jp/label/ADR にアクセスしていただくと、商品のリストがご覧いただけます。商品はこれからも、現在廃盤扱いになっているものを中心に順次アップしていきます。(NML新着情報 http://ml.naxos.jp/news/486 )

OLC第34回定期演奏会ライヴ映像公開!

作成日 2015年2月11日(水曜)23:00
10月18日に石橋メモリアルホールで開催いたしました「オーケストラ・リベラ・クラシカ第24回定期演奏会」での演奏をライヴ収録した映像をYouTube上で公開しました。下のリンク先からお楽しみいただけます。

Haydn:Symphony No. 74 in E-Flat Major, Hob.I-74 I. Vivace assai

Haydn:Symphony No. 74 in E-Flat Major, Hob.I:74 IV. Allegro assai

Haydn:Symphony No. 44 in E Minor, Hob.I:44, "Trauersinfonie" III.Adagio

Mozart:Symphony No. 28 in C Major, K. 200 I.Allegro spiritoso, IV.Presto

Mozart: Piano Concerto No 19 in F Major, K 459 I Allegro

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カウンターテナー上杉清仁インタヴュー:ラ・フォンテヴェルデ公演で歌うモンテヴェルディのマドリガ...

作成日 2016年5月11日(水曜)22:32
カウンターテナー上杉清仁インタヴュー
ラ・フォンテヴェルデ公演で歌うモンテヴェルディのマドリガーレの魅力など語る

 

 宗次ホールの会員向けDMに5月21日に同ホールで行なわれるラ・フォンテヴェルデの公演に向けてカウンターテナーの上杉清仁のインタヴューが掲載されました。自らの生い立ち、カウンターテナーという声、今度の公演で歌うモンテヴェルディのマドリガーレの魅力などについて興味深い話を披露しています。宗次ホールのご厚意により全文を転載します。

「モンテヴェルディは実はとても身近な音楽です」

カウンターテナー 上杉清仁さん インタビュー 

ラ・フォンテヴェルデのメンバーとして5月21日(土)&9月22日(木・祝)出演

男性の裏声で女声のアルトの音域をカバーする「カウンターテナー」の歌手は日本にまだそれほど多くありません。そんな中で上杉さんはバッハ・コレギウ ム・ジャパンなどに参加し、まさに第一線で活躍する日本を代表するカウンターテナーの名手です。今回のインタビューでは上杉さんが歌手になるまでの経緯、 創設期からずっと参加している「ラ・フォンテヴェルデ」と、現在進行している作曲家モンテヴェルディのシリーズについて伺いました。

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まずは「なぜカウンターテナー?」という話

○ 最初に「どうしてカウンターテナーという職業についたのか」ということについて、多くの人が気になるところだと思うのです。もともと歌が好きだったのですか?

● 母親によると私は2歳の頃におじいさんの杖をマイク代わりに「津軽海峡冬景色」を歌うのがお気に入りだったようです。全く覚えていませんが・・・。父は定 置網の漁師で、母は保険の外交員。音楽家の家庭とは程遠いもので、ピアノを習いたいと言っても、厳格な父は「そんなのは女のやるもんだ」と。初めて音楽に 触れたのは中学のときで、許しを得てフルートを習い始めたことです。ところがレッスンに通ううちに先生が「もっとそこは歌うように!」なんてアドバイスさ れるわけです。そこで、やっぱり「歌」は音楽の基本だと思って、歌に興味を持つようになりました。

○ しかし、地元高知大学の人文学部に進まれたと。音楽大学ではないんですね。

● はい、やっぱり両親としては「音楽では飯を食えないのだから、地元の大学を出て就職して、趣味で音楽を楽しめばいいじゃない」と。そこで、フランス文学科に入学しました。ボードレールとか、フランスの詩が好きで、その当時素晴らしい先生がいらっしゃったんです。

○ そこから大学院で音楽教育に進まれていますね。

● 大学3年か4年のとき、その後の師匠となる小原浄二先生が赴任してこられて、バッハのカンタータを演奏する合唱団を創立されたんですね。で、リコーダー奏 者が必要で、当時フルートと同時にリコーダーもやっていた私が誘われたんです。そのときに私がフルートの旋律を裏声で歌っているのを先生が聞いて「君はカ ウンターテナーだね」と。丁度当時、「もののけ姫」のテーマで米良美一さんが注目を集め、カウンターテナーという存在もようやく知られるようになったとこ ろでした。それもあって、「よし、やってみよう」と。ただやっぱり両親には「音楽の道に進みたい」とは言えませんから、「教育学をやるんだ」とか何か適当 に理由をつけて、大学院に進みました。

○ 小原先生が上杉さんを「カウンターテナーだ」と決められたわけですね。元々地声は高かったのですか?

● 少なくとも今よりは高めでしたかね。でもそんなに甲高いわけじゃないです。その後スイスに留学した時の先生には「普段の地声はもっと下げるように心がける ように。じゃないと喉を痛めるよ」とアドバイスを頂いて、意識するようになりました。今はその当時よりも低いと思います。また、カウンターテナーというと 何か特別な訓練をしないといけないと思われることもありますが、発声の基本、身体を使った呼吸法は変わりません。

そして声楽家の道へ…

○ 本格的に声楽を職業に、と考えるようになったのはいつのことですか?

● これは高知大学の大学院2年のとき、日本で唯一の古楽コンクールである「国際古楽コンクール<山梨>」で最高位になったときのことです。このコンクールで は過去に米良さんが同じく最高位を受賞されていましたから、とても嬉しかったですね。そして、なによりも高知が田舎だということもあるんですが、地元でこ のことが新聞などで大変話題になりまして、両親も周囲から「上杉さんの息子さん、凄いね!」と言われるうちに、息子は音楽の道に進むほうが良いのだろう、 と思ったようです。東京藝術大学の大学院に進むことについては何も言いませんでした。また、バッハ・コレギウム・ジャパンに代役として出演したのもこのコ ンクールの直後のことでした。ほぼ時を同じくして「ラ・フォンテヴェルデ」の前身となるグループにも参加・・・2001年のことですから、もう15年以上 もこのアンサンブルをやっていることになりますね。


○ その後さらにスイスのバーゼルに留学されていますね。

● 米良さんが道を拓いてくださったとはいえ、まだ日本ではカウンターテナーというのはマイナーな存在です。予断ですが、音楽大学の声楽科を受験する際、ソプ ラノとかバリトンのようには「カウンターテナー」の枠がありません。ですのでテノールやバスの枠で入学したのに実はカウンターテナーだった(!?)という 人も居て、そんな方を私は「隠れカウンター」と呼んでいます(笑)。そういうわけで海外で学びたいという思いはありました。

○ バーゼルはフランス語? あ、ドイツ語でしたか?

● スイスは公用語が4つありまして、バーゼルはドイツ語です。ですので、学部時代に勉強したフランス語が役に立たない。留学前には某有名語学学校の「お茶の 間留学」でドイツ語を集中的に勉強しました。朝出かける前にやって、また夜帰って来てやる、と。自分の都合に合わせて勉強できるんで便利だったんですよ ね。そうしたら、その学校のパンフレットに「こんなに上達しました」という受講生代表みたく掲載されました(笑)。

ラ・フォンテヴェルデの目指すもの

○ さて、話を上杉さんが参加している「ラ・フォンテヴェルデ」に移します。以前リハーサルの様子を見せていただいたときに、声だけで純粋な和音を作り上げるのは本当に大変なことで、まるで調律作業のようにも感じましたが、音程を合わせるというのは大変なことですね。

● 確かにそう感じられるかもしれません。でも私としては全く逆で、「合わせよう」とか「そろえよう」と思うと音楽が持つエネルギーが減ってしまい、良いもの にならなくなると思っています。ですので複数の歌い手が持てるものを全部出して「結果的に合った」というのが理想です。もちろんそれだけではうまく行くわ けでは無いのですが、そうなるようにするにはどうすればいいか、をいつも考えています。

○ カウンターテナーというのはこのような声楽アンサンブルの中でどのような役割をもっているのでしょうか?

● カウンターテナーは丁度真ん中あたりの音域を担当します。このことが意味するのは、女声2名と一緒に歌うときは一番下の部分で支える役割を果たし、逆に男 声2名と一緒に歌えば今度は一番上のメロディーラインを受け持つということです。そういう訳で、ある意味「何でも屋」として様々なことを引き受けなければ なりません。要求される音域も大変広く、時には男声のバスの音域に近いこともあり、大変難しい・・・。しかしやりがいもあります。

○ これは意外でした。カウンターテナーはアルトとテナーの間に位置する声部と一概には言えないわけですね?

● はい、よくラ・フォンテヴェルデのリーダー、鈴木美登里さんと「私たち何の歌手だろう、ソプラノ?アルト?カウンターテナー??」と話をします。つまり 「自分はソプラノ歌手なのでこの音域を担当します」という枠にはまらないのが、このルネサンスから初期バロック時代の声楽アンサンブルの面白さと難しさで あり、歌手の技の見せ所なのです。

モンテヴェルディの作品の魅力とは?

○ そして現在進行中のイタリアの作曲家モンテヴェルディのマドリガーレのシリーズについて伺います。この作曲家についてそもそも馴染みのない方も多いと思いますので、少し説明していただけますか?

● 一言で言えば、モンテヴェルディが居なかったらバッハも出現しなかったのではないか、と思われるほどの人です。しかし残念ながらバッハほどには知られてい ないですよね。モンテヴェルディはそれまでのルネサンス音楽の伝統的な技法に革命を起こしました。分かりやすい例を挙げると、それまでは避けられていた 「不協和音」を巧妙に使って、人間の苦しみや悲しみを積極的に表現しようとした点。それまでの調和を重んじる教会音楽から、もっと人間臭い音楽を作り出し ました。表現の幅が飛躍的に広がったのです。ですからモンテヴェルディのマドリガーレがあったからこそ、後年バッハのカンタータが生まれたといっても過言 ではないのです。

○ 毎回ラ・フォンテヴェルデのコンサートでは歌詞が字幕で出るのもいいですよね。嫉妬や失恋に関する詞も沢山出てきて、「昔の人も現代人とそう変わらないことで悩んでいたのだなぁ」と思ったりして・・・。

● クラシックというとただでさえ「古くて堅苦しくて」と思われがちですが、モンテヴェルディはバッハよりさらに150年くらい昔の人なので、余計に「古い」 「堅い」という印象で敬遠されるのかもしれません。しかし歌っている内容は字幕をご覧頂けばお分かりの通り、現代にも通じるものですし、なによりも「声」 を使って作り出しますから、本来はオーケストラのような楽器を使った音楽よりもずっと身近に寄り添う音楽だと思います。メロディーも、まるで現代のポップ スのように聴こえることがあるほどです。

上杉さんの意外な一面と宗次ホールのこと

○ いまや日本においては貴重なカウンターテナーの第一線で活躍していらっしゃいますが、音楽から離れているときはどのようなことをされていますか?

● 趣味・特技としては、5年半前から始めた太極拳。スポーツジムの半額キャンペーンにつられ、筋トレでもしようかな、と入会したんですが、気がついたら太極 拳にはまっていました。二段の免状に続き、昨年は指導員の資格も取得しました。今年は三段に挑戦します。先生からは「初心者の人の指導は上杉さんよろし く」と任されて、一体歌手と太極拳のインストラクターとどっちが本業なのかと(笑)。

○ 最後にこれまでに宗次ホールで歌った印象とお客様へのメッセージをお願いします。

● お世辞抜きで本当にいいホールです。お客様との距離感が絶妙で、2階席であっても遠く離れた感じがしません。そして楽屋ではカレーが注文できる点も (笑)。今年は5月と9月の2回、いよいよモンテヴェルディが起こした作曲技法の革命がはっきりとしてきた頃の作品で、とてもドラマティックです。一度聴 いていただければ、きっと親しんでいただけると思います。是非コンサートにお越し下さい!

(聞き手/宗次ホール:西野裕之 2016.4.18) 

上杉清仁 うえすぎ すみひと(カウンターテナー)
高知県出身。高知大学人文学部卒業。同大学院教育学研究科音楽教育専修修了。東京藝術大学大学院修士課程、並びに博士後期課程を修了し博士号(音楽)を取 得。スイス政府給付金、ローム・ミュージックファンデーション奨学金を得てスイスのバーゼル音楽大学・スコラカントルムに留学し、ゲルト・テュルク、アン ドレアス・ショル両氏のもとで研鑽を積む。
2000年古楽コンクール(山梨)において最高位受賞。あわせて『蔵の街』音楽祭賞を受賞。色彩豊かで柔らかい美声と深い表現力には定評があり、また、発 声学や発声解剖学にも造詣が深く、発声指導においても定評がある。声楽アンサンブル「ラ・フォンテヴェルデ」、ロゴス・アポカルプシス、Seven Tears Consort 各メンバー。桜美林大学芸術文化音楽専修非常勤講師。

鈴木美登里がNHKFM「古楽の楽しみ」にゲスト出演

鈴木美登里がNHKFM「古楽の楽しみ」にゲスト出演 
スタジオでの演奏も披露 放送は8月29日

 鈴木美登里がNHKFM「古楽の楽しみ」にゲスト出演します。チェンバロ奏者の大塚直哉氏が案内役をつとめる夏の特集番組に招かれました。放送は8月29日(月)朝6時から6時55分です。
 番組のなかでは鈴木と古楽との出会い、ヨーロッパでの勉強や演奏、自ら主宰するラ・フォンテヴェルデの活動などを語りながら鈴木が選んだCD録音を紹介。さらにスタジオで大塚氏との共演による演奏も行なわれ、カッチーニの「麗しのアマリッリ」、モンテヴェルディの「主を賛美せよ」を歌います。
 なお、カッチーニの「麗しのアマリッリ」は鈴木美登里、今村泰典の出演で10月14日近江楽堂、16日水戸奏楽堂で行なわれる「ソプラノとリュートの調べ」でも演奏します。

ラ・フォンテヴェルデメンバー 染谷熱子インタヴュー 9月のラ・フォンテヴェルデ公演に向けて抱負語る

作成日 2016年8月31日(水曜)11:01
宗次ホール広報DMに9月22日同ホールで公演を行なうラ・フォンテヴェルデのメンバー、染谷熱子(そめやねつこ)のインタヴューが掲載されました。その全文を採録します。

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「朗らかな空気の中で、最高にうまい歌手達と
アンサンブルができるのは、本当に幸せです!」
人の声って素晴らしい! ハーモニーって美しい!!
最上級のマドリガーレアンサンブル ラ・フォンテヴェルデ第6回公演 9月22日(木・祝)に開催 

イタリアのバロック音楽が花開くそのさきがけを成したクラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643)は、マドリガーレといわれる形式の歌曲をたくさん残しました。物悲しい恋愛詩に曲をつけたもので、編成こそ小規模ですが、一つずつの詩に込められた音による表現の幅広さはオペラを彷彿とさせるものがあります。劇的で表情豊かなこのマドリガーレをレパートリーの中心に据え「言葉と音楽の融合」を目指す本格派声楽アンサンブル、ラ・フォンテヴェルデの第6回宗次ホール公演を前に、最年少メンバーの染谷熱子さんにたっぷりとお話を伺いました。

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  染谷 熱子 そめや ねつこ (ソプラノ)

洗足学園音楽大学音楽学部声楽卒業、同大学院を首席で修了。東京藝術大学別科古楽を経て、同大学院器楽科古楽バロック声楽を2014年に修了。声楽を佐藤征一郎、白川佳子、大森園子、野々下由香里、ゲルト・テュルク、上杉清仁各氏に学ぶ。これまでにオペラではモーツァルトの『コジ・ファン・トゥッテ』のフィオルディリージ、『魔笛』の童子、ビゼー『カルメン』のミカエラ、オペレッタではヨハン・シュトラウス『こうもり』のロザリンデ等を歌い、宗教曲ではヘンデルの『メサイア』等でソプラノ・ソロとして出演する。最近では《レ・ボレアード》や、《コントラポント》、《コーロ・リベロ・クラシコ》、《ラ・フォンテヴェルデ》等にて、古楽を中心とした演奏活動を行っている。アイゼナハ音楽院講師。

○学生時代の話から聞かせて下さい。東京藝術大学の別科と大学院で古楽を専攻なさいましたが、古楽科ってどんなところなんですか?
●私のいた古楽科は東京藝大の中の器楽科の中にあります。『器楽』科の中にバロック『声楽』専攻があるというのは何とも不思議ですが、そこで古楽に関するノウハウを学びます。他の科と違うところは、何といっても科内にたくさんの楽器の学生が存在するというところです。例えば声楽科だと周りは声楽の学生、ピアノ科だとピアノの学生という風に同じ専攻生としか触れ合いませんが、古楽科はバロック・ヴァイオリン、バロック・チェロ、リコーダー、チェンバロ、オルガン、フォルテピアノ等の学生が在籍するので、他の楽器から様々な刺激も受けます。なにより一番良いのは、時に学期末や学園祭などで古楽器オーケストラによる演奏会が出来てしまうことです。私の時もパーセルの「ディドとエネアス」をやったりしました。特に私はバロック・ダンス部に所属していたので(部長もやってました!)、学園祭は一大イベントでした。オーケストラとダンスをフル活用して、モンテヴェルディのオペラのプロローグをやったり、ルイ14世の時代の舞踏会みたいなコンセプトで企画をしたこともあります。

○2014年に大学院を修了し、その年の12月のクリスマスコンサートでラ・フォンテヴェルデ(以下LFV)に初参加されたそうですが、その時の感想は?
●LFVは普通にファンとしてコンサートに行ったこともありましたし、有名なグループですので、とにかく大役が務まるかなと思い緊張しました。しかもその時のプログラムはずっと歌いっぱなしの曲目だったので、スタミナ的にもついていけるか心配がありました。年齢も下なので、上手く立ち回れるか不安でしたが、そういう私の不安も察して優しく接していただきました。最初のリハーサルの時、「音程バッチリだね!」と言われ、飛び上がるほど嬉しかったのを覚えています。しかしそのあと録音などで、自分の経験や知識の少なさゆえ、古楽特有の音の取り方に苦労することになるのですが…(笑)。

○翌年2月にメンバーとして迎え入れられた時は?
●皆さんとても優しいなと思いました。最年少の私が気を遣わないようにと、とても自然に接していただきました。2015年に軽井沢にメンバーで合宿に行ったのですが、その時は毎日歌い、休憩時はご飯を食べに行ったり、バーベキューをしたり、たまには夜中まで語り合ったりして、とても楽しかったです。日頃、よく思いますが、アンサンブルは仲の良さが音に出ます。どんなに上手なメンバーを揃えても雰囲気が悪いと、そのピリピリした空気が必ず音に出ます。LFVのリハーサルでは冗談を言い合ったり、バカをやったりして笑いながら練習しています。そういう朗らかな空気の中で、しかも最高にうまい歌手達とアンサンブルができるのは本当に幸せです。美登里さんには夫婦円満の秘訣とかを聞いたりしてますよ(笑)。

○仲の良さと言えば、染谷さんのブログにはお酒の話がたまに登場しますね。仲間と楽しいお酒を飲むことが良いリフレッシュになっているんでしょうか?
●音楽仲間とお酒を飲むのは本当に楽しいですね。その時演奏している音楽の話や、もちろんプライベートのぶっちゃけトーク、その方の音楽経験や自分の進路相談など、お酒を飲むと話しやすくなります。声楽のテクニックの話などもちょっと聴いたりすると、思いがけずかなり深いところまで教えてもらえたりもするので、お酒の席では楽しく勉強させてもらってます。特にLFVでは上杉さんと谷口さんが良くお酒を飲まれますので、ご一緒させていただいてます! おかげさまで最初の頃に比べて、お酒も随分強くなりました(笑)。

○LFVで歌いはじめて2年近くが経った今、どのように感じていらっしゃいますか?
●メンバーの皆さんは私が古楽をやる前からバッハ・コレギウム・ジャパンのDVDなどで観ていた憧れの人達で、学生時代にも彼らの録音を沢山参考にさせていただきました。そういう歌手達と一緒に歌えるのは本当に幸せです。リハーサル時に「ここはこう歌ったら?」など有益なアドヴァイスをどんどんしてくださいますし(そう言うことを言えない空気のあるグループも沢山あります)、何よりすぐ近くで素晴らしい歌唱が聴けるので、自分が決めつけているテクニックの限界みたいなものを打ち破れます。例えば自分で練習していて「ここのフレーズ歌いにくいなぁ」と思っていても、隣で完璧に歌われると自分が歌えないという言い訳ができませんから、その場で必死にテクニックを盗むよう努力すると、意外とあっさりできたりします(笑)。言葉で何回アドヴァイスされるよりも、実際間近で歌ってもらったほうがよっぽど良い手本になる場合もあるなぁとつくづく感じる瞬間です。

○学生から音楽家へと着実に地歩を固めていらっしゃいますが、振り返ってみてどのようにお感じになりますか?
●大学院時代はとても忙しく、ひどい時は毎日リハーサル、そして月に数回本番という多忙な時もありました。その忙しい日々から一転、卒業したら、4月は本番が1本。5月はリハーサルはおろか本番すらない、そんな状態でした。これから音楽家としてどのように生きていこうか? お仕事が入ってくるのか?など、不安で仕方なかったのを覚えています。しかしその後しばらくしてLFVのお仕事が舞い込んできました。その起用のきっかけはその数年前にとあるアンサンブル・グループで美登里さんのレッスンを受けた際「この子はアンサンブルができるかも」と名前を覚えていただいたことだそうです。その後も、小さな本番を偶然聴きに来てくださっていたとある指揮者の方から大きなお仕事をいただく、ということが数回ありました。目の前にある本番を一生懸命頑張っていれば、誰かが見ていてくれるのだなということを痛切に感じています。今はおかげさまで色々な団体でソロやアンサンブルのメンバーとして起用していただく機会が増え、指導の仕事も増えてきています。

○音楽家として大切にしている言葉があれば、教えていただけますか?
●心に残っている言葉は私の一番最初の声楽の先生の言葉です。「練習の時は自分が一番下手だと思い、本番の時は自分が一番上手だと思いなさい」とよく言われました。今仕事をしていてこんなにも本質をついている言葉はないなと思っています。様々な現場に行くとやはり謙虚でいるということは時にとても難しい局面もありますし、逆に素晴らしい共演者と一緒だと自分のパフォーマンスに自信をなくしてしまいそうになる時も多々ありますから・・・。常にその言葉を胸に、勉強をしています。

○ずばり、古楽の面白さはどんなところでしょうか?
●古楽が面白いのは、その国、時代によってスタイルや楽器がかなり違うところです。フランス、イタリア、イギリス等で各国の特色が全然違いますし、同じ国でもバロックの初期と後期ですと全く違う曲想になったりします。それらを色々演奏出来たり聴いたり出来るのはこの上ない喜びです。

○古楽のひとつの特徴が多声音楽ですが、これは慣れていないと非常に骨が折れるんだとか。どんなところが難しく、そしてどんなところが魅力なんでしょうか? 
●各パートの動きや、歌いまわし、 自分が今和音構成音の中の第何音を歌っているのか、誰が自分と同じ音を歌っているのか・不協和音を歌っているのかなど、色々なことにアンテナを張らないといけません。慣れてくるとそれが自然とできるようになってきますが、私はそこまで要領が良いほうでもないので、最初の頃は楽譜に沢山書き込みもしました。LFVで歌っていても、最初の頃は自分と同じ音を歌っている人を意識的に探していましたが、ある時から瞬間的に自分と同じ音を歌っている人の声が聴けるようになった時はとても嬉しかったです。あとは単純に曲の中でお休みが少ないので、体力面でも疲れますし、集中力を持続するのも大変です。リハーサルの休憩時にはコーヒーがマストです(笑)。

○歌手は体が楽器であるうえに、古楽は体力面でもハードなんですね。普段はどんな体のケアをなさっていますか?
●もう時効だと思いますのでお話ししますが、実は昨年末に高熱を出して声が全く出なくなってしまったことがありました。それまでは健康が取り柄だと思っていましたので、まさに青天の霹靂でした。それ以降とにかく風邪を引かないよう気を遣ってます。ちょっと変だと思ったらうがい薬でうがい、漢方入りのど飴、喉スプレー、吸入など色々駆使して、こじらせないようにしています。あとは家で筋トレをしたり、疲労が溜まってきたら頼りにしているマッサージ師さんのところに行くようにしています。とにかく“ひどくなる前に”、を心がけてます。あとは声のメンテナンスのため、定期的にヴォイストレーニングの先生のところに行っています。声という楽器は厄介で、自分の発した音を他人が聴くのと同じように自分では聴けませんから、少しの癖を放っておくととんでもない方向に行ってしまう危険をはらんでいます。ですから良い状態かどうかを客観的に判断していただくために、定期的に行ってメンテナンスを受けています。

○初めてお名前を伺ったとき、「熱子」って素敵なお名前!と思ったのですが、どのような意味が込められているんですか?
●ありがとうございます(笑)よく「芸名ですか?」とか聞かれますが、本名です。父親が命名したそうですが、由来は聞いても教えてくれません(笑)。ちなみに一発で名前を“ねつこ”と読んでもらえたことは人生で2回だけです。子供の頃は変な名前であまり好きではなかったのですが、今は初対面の方でも一度で覚えてもらえるのでとても気に入っています。

○最後に、第6回宗次ホール公演に向けて、名古屋のお客様へメッセージをお願いします。
●今回演奏する第6巻に含まれる『アリアンナの嘆き』は、当時大人気だったモンテヴェルディのオペラのアリアンナの独唱を6声のマドリガーレにしたヴァージョンです。彼女の心の動きが時に繊細に、時にダイナミックに歌われる名作ですので、是非お楽しみください!
マドリガーレを字幕付きで聴ける公演は国内でもとても数少ないと思います。言葉と音楽の融合を、素晴らしい響きの宗次ホールでお楽しみいただければ幸いです。

「~オリジナル楽器で聴く、ブラームス」 鈴木秀美特別寄稿 いずみホール情報誌に掲載

作成日 2017年8月07日(月曜)15:02
 いずみホールの情報誌「Jupiter」最新の2017年8月9月号に鈴木秀美の特別寄稿文が掲載されました。今年11月に同ホールでヴァイオリンの佐藤俊介、フォルテピアノのスーアン・チャイらと行う公演に寄せて、オリジナル楽器で弾くブラームスの室内楽の魅力について綴っています。同ホールのご好意により、掲載誌面を転載します。

誌面画像

 公演は11月18日16時開演です。チケットなど詳細は同ホール→http://www.izumihall.jp/schedule/concert.html?cid=1497