2013年10月26日(土)鈴木秀美のガット・サロンvol.8 オクテットとダブル・クァルテット

投稿日時: 2019/04/19 システム管理者

2610月
2013
鈴木秀美のガット・サロンvol.8 オクテットとダブル・クァルテット
 
10月 26., 2013. 18:00
(Save to cal)
 
Hakuju Hall, 渋谷区

 

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オリジナル楽器で聴く珠玉の室内楽
鈴木秀美のガット・サロンvol.8

オクテットとダブル・クァルテット
Octet and Double Quartet

ファンの皆さま、

今回のガット・サロン、第8回に因んだ訳ではありませんが、8人の弦楽器による最大規模の作品を二つお送りします。この作品を書いた時メンデルスゾーンは16歳、若々しく迸り出るエネルギーと抒情性に溢れ、直後に続く“真夏の夜の夢”をも思わせます。その同時代人シュポーアは、当時最も重要な音楽家と目されていたヴァイオリニスト・指揮者・作曲家です。こちらはダブル・クァルテット、同じ8人でありながら書法が違うのも聴き所です。国内外で活躍する佐藤俊介君と長年の仲間が集まった究極のガット・サウンド、どうぞお聴き逃しなく!!
(鈴木秀美)

出演
ヴァイオリン:佐藤俊介、若松夏美、高田あずみ、グーヤ・マルティニーニ
ヴィオラ:成田寛、小峰航一
チェロ:鈴木秀美、エマニュエル・バルサ

曲目
シュポーア:二重弦楽四重奏曲第4番ト短調作品136
メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲変ホ長調作品20

鈴木秀美のガット・サロンvol.8
出演者プロフィール

佐藤俊介(ヴァイオリン)
 1984年東京生まれ。2歳でヴァイオリンを始め、2年後両親と共に渡米。ジュリアード音楽院プレ・カレッジでドロシー・ディレイ、川崎雅夫に師事した。ミュンヘン音楽大学でバロック・ヴァイオリンをメアリー・ウティガーに師事。
 コンチェルト・ケルンおよびオランダ・バッハ協会のコンサートマスターを務め、ソリストとしても演奏。2011年には、近年では初めて、エンシェント室内管弦楽団と共にパガニーニのヴァイオリン協奏曲第2番をピリオド楽器で演奏した。
 2010年、ライプツィヒの第17回ヨハン・セバスティアン・バッハ国際コンクールで第2位および聴衆賞受賞。出光音楽賞も受賞。

若松夏美(ヴァイオリン)
 桐朋学園女子高校音楽科及び同大学音楽学部卒、研究科修了。ヴァイオリンを鷲見三郎氏、江藤俊哉氏に師事。82年デン・ハーグ王立音楽院に留学。バロック・ヴァイオリンをS・クイケン氏に師事。85年演奏家ディプロマを得て同音楽院を卒業。ラ・プティット・バンド、18世紀オーケストラなどのオーケストラのメンバーとして数々の演奏会、録音に参加した。現在、バッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカのコンサートマスター。18世紀オーケストラ(オランダ)のメンバー。BISおよびTDKアルテ・デラルコにモーツァルト、ハイドン、ボッケリーニの室内楽、協奏曲など録音。東京芸術大学古楽科非常勤講師。

高田あずみ(ヴァイオリン)
 桐朋女子高校音楽科、桐朋学園大学音楽学部卒業、同研究生課程修了。鷲見三郎、海野義雄に師事。第2回日本国際音楽コンクール第4位入賞。第41回ジュネーヴ国際音楽コンクール最高位(1位なしの2位)に入賞。81年より「オトテール・アンサンブル」のメンバーとなり、その後「バッハ・コレギウム・ジャパン」「オーケストラ・リベラ・クラシカ」などのコンサート・ミストレスとして活躍。95年度村松音楽賞受賞。2009年より妹、高田はるみと「Duo SORELLE」を結成し、定期的に活動している

成田寛(ヴィオラ)
 1986年より新日本フィルハーモニー交響楽団に約10年在籍。その間二度に渡りデン・ハーグ王立音楽院に留学、V.メンデルスゾーン氏に師事。その後新星日本交響楽団の首席奏者に就任、合併後東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者を2003年まで務めた。現在は山形交響楽契約首席奏者を務めており、室内楽、スタジオ・レコーディングでも活躍している。また、オリジナル楽器演奏では、鈴木秀美、若松夏美、寺神戸亮、有田正広、L・コッポラ、S・ホッホランドの各氏等との室内楽やオーケストラ・リベラ・クラシカ、バッハ・コレギウム・ジャパン、クラシカル・プレイヤーズ・トウキョウ、レ・ボレアード等のメンバーとしても活動している。

小峰航一(ヴィオラ)
 埼玉県出身。6歳よりヴァイオリンを宮澤健一氏に師事。11歳でヴィオラに転向し、東京藝術大学附属高校、同大を経てパリ国立高等音楽院を 最高位の成績で卒業。ヴィオラをブルーノ・パスキエ、菅沼準二、クロード・ルロンの各氏に師事。パリ管弦楽団アカデミー生、紀尾井シンフォニエッタ東京 シーズンメンバー、札幌交響楽団首席奏者を経て、現在京都市交響楽団首席奏者。日本演奏連盟主催のデビューリサイタルを東京文化会館で開催。オリジナル楽器演奏ではバッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカ、鈴木秀美のガット・サロンに出演する。

グーヤ・マルティニーニ(ヴァイオリン)
 ローマのサンタ・チェチーリア音楽院を卒業後バロック・ヴァイオリンに転じ、ジェノヴァでキアラ・バンキーニに、デン・ハーグ王立音楽院でシギスヴァルト・クイケンに師事。イタリアで最初のオリジナル楽器オーケストラ、イタリアン・バロック・オーケストラの創立メンバーで第一ヴァイオリン奏者である。1986年居をパリに移し、レ・ザール・フロリサン、ラ・プティット・バンド、リチェルカール・コンソート、シャペル・ロワイヤル、18世紀オーケストラなどヨーロッパの主要オーケストラのメンバーとして活躍。バッハ・コレギウム・ジャパンやオーケストラ・リベラ・クラシカにも参加。スペインのリンコントロ・フォルトゥナートのリーダー。

鈴木秀美(チェロ)
 チェロを井上頼豊ほかに、指揮を尾高忠明、秋山和慶ほか各氏に師事。デン・ハーグ王立音楽院に留学、A.ビルスマ氏に師事。国内外で演奏活動を展開し、数多くのCDを発表。1995年に日本人としては初めての、オリジナル楽器による「バッハ:無伴奏チェロ組曲」を録音、平成7年度文化庁芸術作品賞を受賞。05年3月に同曲の新録音をリリース。2001年にオリジナル楽器による古典派音楽の演奏を目的とするオーケストラ・リベラ・クラシカを結成し、指揮活動も拡大。著書に「『古楽器』よ、さらば!」(音楽の友社)、「ガット・カフェ」、「無伴奏チェロ組曲」(東京書籍)。第37回サントリー音楽賞、第10回齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞。東京藝術大学古楽科非常勤講師。山形交響楽団首席客演指揮者。

エマニュエル・バルサ(チェロ)
 1967年リヨンに生まれる。リヨン国立地方音楽院で学んだ後モーリス・ジャンドロンに師事。デン・ハーグ王立音楽院でバロック・チェロをリヒテ・ファン・デァ・メーアに学んだ後。ブリュッセル王立音楽院でヴィオラ・ダ・ガンバをヴィーラント・クイケンに師事し、93年に特別賞付きディプロマを得て卒業。
 レ・ザール・フロリサン、18世紀オーケストラ、バッハ・コレギウム・ジャパンなど古楽の主要オーケストラのメンバーとして数多くの演奏会や録音に参加。オーケストラ・リベラ・クラシカには首席奏者として何度も参加。パリ7区音楽院でバロック・チェロを、バルセロナのカタルニア音楽院(ESMUC)でもヴィオラ・ダ・ガンバとバロック・チェロを教えている。

料金(全席指定・税込み)
一般:6,500円(りべら倶楽部会員5,900円)
ペア :12,000円(りべら倶楽部会員11,000円)
子供:3000円(小学生以下対象、ご自分のチケットをお持ちの保護者のご同伴をお願いします)
U/U席(ゆうゆう席) : 2,000円(エリア限定、中学生以上25歳以下・70歳以上)

※U/U席はヴォートル・チケットセンター、アルテ・デラルコ・ウェブサイトのみで扱います。
※りべら倶楽部会員割引はヴォートル・チケットセンター、アルテ・デラルコ・ウェブサイトのみで扱います。
※当公演では未来の聴衆、音楽家を育てたい、小さいお子様をお持ちの親御さん方にも生の演奏会をお楽しみいただきたいという願いに基づき、未就学児童の入場も可能な子供券をエリア限定で設けております。予めご来場のお客様のご理解、ご協力をお願い申し上げます。

チケットお申し込み

アルテ・デラルコ・ウェブサイト 
ヴォートル・チケットセンター 03-5355-1280 http://ticket.votre.co.jp
東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650
イープラス http://eplus.jp
チケットぴあ 0570-02-9999 (Pコード 205-779) http://t.pia.jp

お問い合わせ(チケットお申し込みは承っておりません)
(株)アルテ・デラルコ Tel.048-877-8190/Fax.048-610-8172

主催:株式会社アルテ・デラルコ
協賛:Hakuju Hall/株式会社 白寿生科学研究所

 

鈴木秀美    |    Hakuju Hall